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ブログ - 2017年4月

着物プラザ和幸のブログです

着物のカーディガンのような使い方

こんにちは、着物和幸でございます。
季節の変わり目になると着物のコートはどうしよう?と悩まれるお客様が多いようです。
コートといっても実は種類がたくさんありまして、一般的なものとすると羽織でしょうか。

10月から4月頃まで着物のカーディガンのような使い方をします。
5月からの夏場にかけてはレースでできた薄手の羽織りなどを使われる方が多いです。
暖かくなってくると、今度は冷房が効きすぎていて逆に寒く感じてしまうこともありますよね。そんな時に羽織を持っていると便利ですし、大切な着物の埃よけとしてお使いいただけます。

着物上級者の方になると羽裏にもこだわりを持たれる方が多く、おしゃれな柄物を羽裏に入れたものが欲しいとおっしゃられる方もいます。何でも江戸時代は贅沢を禁じられていたので通常見えない羽裏にデザインを施すことで、当時の女性はおしゃれを楽しんだとされているのです。

時代は違っても、おしゃれは女性にとってなくてはならない存在であることが伺えます。
今使っている羽織にも飽きたので、羽裏を入れたものが欲しい方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいね。

本日も和幸の近くにお住まいの久喜市から常連のお客様が羽織をご購入されました。
単衣と合わせて楽しんでくださいね。

間もなくゴールデンウィーク

暖かくなったと思いきや、寒い日が続いたり気温差が多い日々が続いています。
三寒四温と言われるだけあり、この季節は体調管理が重要だと感じております。

さて、4月も終わるとGWがやってきます。
先日女の子のお祭りである「ひな祭り」が終わったと思えば、
今度は「こどもの日」がやってきます。

先日着物和幸に「鯉のぼり」をモチーフにした可愛らしい帯が入荷致しました。
「名古屋帯」と呼ばれるもので青い空に鯉が泳いでいるようなデザインとなり、
どんな着物と合わせたらいいのだろうとワクワクしながら見ていました。

やはり青の帯は白地の着物との相性が良く、爽やかな印象もありますが、色合いが淡いので
女性らしさも残しつつ、年齢など関係なく楽しめる色の配色が魅力的です。

埼玉県加須市では有名な鯉のぼりのお店があったのですが、昨年閉店してしまいました。
その鯉のぼりは加須市では親子代々で使っているご家庭も多く、
お店は閉店してしまっても、その鯉のぼりは今後のずっと残っていくのだなと感じ、
何だか温かい気持ちになりました。

皆様も体調には気を付けてお過ごしくださいね。
季節限定の着物も数多く取り揃えておりますので、お気軽にお立ち寄りくださいね。

淡い紫色の着物と、「博多帯」

桜が咲いたと思いきや、花散らしの雨が続き気がつくと葉桜が目立つ時期となりましたね。
一年の中でも桜の咲く頃が一番好きなのですが、今年の桜は早咲きなのにあっという間に終わってしまった気がします。

さて、先日始めて着物を購入するので、使いやすい素敵な着物を見立てて欲しいと要望のお客様がいらっしゃいました。私も始めて自分用の着物を購入した時の事が懐かしく感じます。

幸手市からわざわざいらしたお客様で何でもお話を聞いていると、後日お見合いがあるそうで、日本人らしい着物を着てお会いしたいとのこと。特別な日を着物でと考えるのは年代問わず素敵なことですよね。

そんな女性におすすめしましたのは、淡い紫色の着物と、「博多帯」をご紹介致しました。
黒田長政が江戸幕府への献上品として博多織の帯を献上したのが始まりとなり、「博多帯」は一年中通して使えることや、和装の初心者でも結びやすいので、着物に慣れていない方にもおすすめしやすいのです。

夏になれば浴衣との合わせも美しく、ハリのある帯なのできちんとして見えるのも博多帯の特徴になります。

着物は合わせ次第で着る方の魅力を引き出してくれるとても素晴らしい装いです。
桜は散ってしまいましたが、素敵な着物がお役に立てると嬉しいです。

日本の伝統の着物を親子で楽しめる

だんだんと上着を脱ぎ、軽装でお出かけしたくなるような日が増えてきましたね。
実は年中通して同じように見える着物も、季節に合わせて種類が変わります。
冠婚葬祭程度にしか着物を着ない人はこの違いを知らないかもしれませんね。

10月頃の秋口から春先まで着物といえば「袷(あわせ)」と呼ばれる裏地がついているものを着ます。一般的に着物というとこの「袷」をイメージする人が多いのではないでしょうか。透け感がなく気軽に着られることや寒い時期にも着やすいのでとても人気があります。

4月の後半から9月ごろまでは「単衣(ひとえ)」と呼ばれる着物を着用するようになります。裏地がついていないので暑すぎずに寒すぎないので季節の変わり目や、暑い夏にも好まれる着物になります。

4月に入るとこの「単衣」を探しに来られる方が増え、季節も変わったのだなと実感させられます。爽やかな色味のものも多く、夏場に「単衣」を着られている女性を見ると着物が好きな方なのだなと感じます。

着物和幸では、季節を一足早めに取り入れた着物も多数揃えております。
先日はさいたま市からお越しの親子の方がいらっしゃいました。
日本の伝統の着物を親子で楽しめるなんてとても素敵だなと感じました。

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